セブン&アイ・ホールディングスはきのう、2030年度にグループの売上高を30兆円以上に拡大させる目標を明らかにした。これは投資家向けの説明会で表明したもので、主力のコンビニ事業に経営資源を集中し、海外店舗を増やすなどして2023年度の実績の約1.7倍にすることを目指す。セブン&アイをめぐっては、カナダのコンビニ大手のアリマンタシォン・クシュタールから7兆円規模の買収提案を受けていて、企業価値を高めることでこうした動きに対抗するねらいがあるとみられる。
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