イスラエルによるガザ地区への攻撃に抗議するデモがアメリカ各地の大学で行われている。現地メディアは「これまでに16の州の約20の大学で、800人以上の参加者が逮捕された」と伝えている。ガザ地区では、29日にも南部ラファでイスラエルによる空爆があり、少なくとも25人が死亡。国連人道問題調整事務所によると、酷暑により乳児が死亡する事案も発生している。イスラエルは、いまだ多くの避難者が暮らすラファへの地上作戦の準備を進めているとみられるが、戦闘の休止や人質の解放に向けた交渉で、ハマスとの合意が成立すれば、作戦を見合わせるとの立場も示している。イスラエル・テルアビブでは人質解放に向けたハマスとの合意実現を求めるデモが起きている。
ハマスとの交渉で、イスラエルは人質全員の解放を求めているが、第1段階として40人だったのに対し、今回は33人に。また、人質が解放されれば、40日間、戦闘を休止するほか、戦闘の終結についても協議する用意があるとの姿勢を示しているとも報じられている。ブリンケン国務長官は「イスラエルはハマスへ、極めて寛大な提案をしている」と述べた。一方、ハマスの幹部はアルジャジーラの取材に対し「パレスチナ人への攻撃は犯罪であり、犯罪行為をやめたからといって寛大ということにはならない。イスラエル側が完全な停戦を望んでいないのは明らかだ」と反発。合意に至るかは予断を許さない状況となっている。
ハマスとの交渉で、イスラエルは人質全員の解放を求めているが、第1段階として40人だったのに対し、今回は33人に。また、人質が解放されれば、40日間、戦闘を休止するほか、戦闘の終結についても協議する用意があるとの姿勢を示しているとも報じられている。ブリンケン国務長官は「イスラエルはハマスへ、極めて寛大な提案をしている」と述べた。一方、ハマスの幹部はアルジャジーラの取材に対し「パレスチナ人への攻撃は犯罪であり、犯罪行為をやめたからといって寛大ということにはならない。イスラエル側が完全な停戦を望んでいないのは明らかだ」と反発。合意に至るかは予断を許さない状況となっている。