イスラエル軍が18日にガザ地区への攻撃を再開してから1週間で死者の数は790人超となった。ガザ地区では人道支援物資の搬入停止から3週間余となり食料や医薬品の不足が深刻化している。こうした中、イスラエルは過去最大規模の国防費(4兆4000億円余)を含む今年の予算案が可決され攻勢を更に強める構え。イスラエルのスモトリッチ財務相は「勝利に向けた予算となる」という。ワシントンではトランプ大統領がイスラエル大使に指名したマイク・ハッカビー氏が議会公聴会に出席。ハッカビー氏は以前「パレスチナ人など存在しない」と述べるなどパレスチナに対して強硬な立場をとっている。ハッカピー氏はイスラエルとパレスチナの2国家共存による和平についても否定的な考え方を示した。