さぬき讃レモンは今が最盛期。温暖な国で育つレモンにとって日本の冬の寒さは大敵。しかし香川・三豊市では年間平均気温が約16℃という温暖な気候のおかげで冬を越してまろやかで果汁の多いレモンが育つ。さらに安山岩を含んだ粘土質の土がレモン栽培に適している。輸入レモンは輸送のため早めに収穫されるがさぬき讃レモンは樹の上で完熟させて収穫するため実が大きく育つ。レモンは完熟すると種が少なくなるためギッシリと実がつまり果汁もたっぷり。年間10tのさぬき讃レモンを一人で出荷する名人だが元々は農家ではなかった。祖母から畑を引き継ぎレモンを育てている。