ドジャース・大谷翔平選手はここまで三冠王も狙える好成績を収めている。個人成績もさることながら、大リーグ7年目の大谷が目指すのは、初めてのワールドシリーズ制覇。その目標に立ちはだかってきそうな強力なライバルと、日本時間のあすから対戦する。それが勝率が両リーグ通じてトップの東部地区・フィリーズ。大谷選手、今シーズンここまでホームランはリーグトップの28本、打率はリーグ2位、打点は3位。あすからの3連戦は、相手の本拠地・フィラデルフィアで強豪フィリーズと対戦。フィリーズは2年連続でリーグ優勝決定シリーズに進出。ここまで勝ち越し26と今シーズンも地区首位を独走。大谷選手をもってしても、攻略が簡単ではなさそうなのが投手陣。両リーグトップのチーム防御率をマーク。第1戦で先発予定・ザックウィーラー投手は、キレのある速球が持ち味で、防御率はリーグ4位。第2戦に登板予定・クリストファーサンチェス投手は、チェンジアップを得意とし今シーズンは左バッターにホームランを打たれていない。第3戦は、10勝を挙げているアーロンノラ投手。多彩な変化球を操る。フィリーズの打線も強力。打点でドジャース・大谷翔平選手を抑えて、リーグ2位につけるアレックボーム選手などがいて侮れない。リーグ優勝を争う可能性が高い強豪を、大谷はどう攻略するのか。ポストシーズンに向けて、試金石となる注目の3連戦が始まる。