ダンレック山脈の山には古くからヒンドゥー教の最高神である「シヴァ神」が信仰されていた。シヴァ神を象徴する「リンガ」はかつては67基ずつ並んでいたとされる。寺院にはシヴァ神以外の神々の姿やヒンドゥー教の神話が描かれている。プレアヴィヒア寺院の中で最も大きい第三楼閣は十字に東西で大きくなっている建物で修行するものが瞑想する場所とされる。中心の十字の建物にはクメール様式の石組みを確認でき、こうしたクメール建築が評価され世界遺産に登録された。そのクメール様式はアンコールワットに引き継がれていった。
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