取材班は首都を出発し様々な部族の集落を訪ねる。多くの人の主食はお米で年間消費量は1人あたり120キロと日本人の2倍。インド・アフリカ・アラブ・中国・ヨーロッパ系の人種とルーツが異なる19部族が暮らす。車で南に向かうと、織物の町やフォアグラの集落、アルミの村など様々なものの産地があった。マダガスカルでは空き缶やペットボトルも貴重で様々なものがリサイクルされている。移動の途中でナスDは道端でサイザル麻からロープを編む人たちに出会った。その後も日をまたいでの移動は続き、絶対に笑わないというミケア部族が暮らす森へ。部族の男性は「楽しいときは特にない」「寝て起きて食べ物を探すだけ」などと話した。ナスDが持参した移動できるテントを見てもらうと部族は笑顔になった。男性は「暖かくて心地よいが私達には必要ない」と話した。