アメリカ・ブリンケン国務長官はきのう中国・北京に入り、きょう王毅外相と会談予定。貿易から軍事など多岐にわたる問題が協議される見込み。アメリカで成立したウクライナへの追加支援を含む予算の中に、台湾などインド太平洋地域への支援も含まれている。香港TVBは「協議は荒れる可能性がある」と報じている。ブリンケン国務長官は25日、中国共産党・陳吉寧書記と会談。陳吉寧書記は「米中関係は世界で最も重要。いつも良好だったわけではないが、総合的に見て前進している」と述べた。ブリンケン国務長官は「我々には両国関係を維持する責任がある」とした。またブリンケン国務長官は、上海にあるアメリカ商工会議所で企業の代表らと会談し、上海ニューヨーク大学では学生らと触れ合った。