アース製薬川端に突然の社長就任オファー。受けるべきか、断るべきか。結局社長からのオファーは保留というかたちでその日は終わった。しかし翌年、川端は41歳で役員に任命されると、その1年後に改めてあった社長就任のオファーを正式に受諾する。2014年42歳でアース製薬初のプロパー社長に就任。10人の役員をごぼう抜きする人事だった。この人事にかつて川端と経費の件で押し問答をした上司の降矢良幸は「全然知らなかった」。その降矢は現在副社長として川端を支える存在に。川端が社内に作った施設。常に新たなことを探し続ける川端にとってプレイングマネジャーとは「部下に任せたらいい。俺がなんとかするからなってできるのはプレイングマネジャーしかできない」。