2000円台の備蓄米の店頭販売が始まった。東京都内のスーパーには行列が発生(MEGAドン・キホーテ大森山王店」(東京・大田区)、「イオンスタイル品川シーサイド」(東京・品川区)など)。イオン品川シーサイドでは5kg2138円で6200袋を販売。2022年産の古古米販売初日、「ユニディ松戸ときわ平店」(千葉・松戸市)では65袋限定の古古米を求めて行列ができ、午前6時ごろには整理券の配布が終了。販売開始約4時間半前に来店した佐々木さん宅を取材、備蓄米を食べた家族は「甘みがあっておいしい」と話す。政府の備蓄米と同様に低温倉庫で保管されていた国産コシヒカリ(2021年~2024年産)のうまみ成分を数値化。米・食味鑑定士協会会長・鈴木英之さんは「食味がいまだに保っているということは間違いない」と話す。適切な環境で保管していれば、うまみ成分はほとんど変わらない。小泉農林水産大臣の就任から10日で随意契約の備蓄米が店頭に並んだ。昨日、小泉農水大臣が大型量販店を視察、ドン・キホーテなどを展開するPPIH・吉田社長は「きょうは1800袋販売」と話す。しかし、自民党・野村議員は「自民党の農林部会に相談せずに判断しマスコミに発表している。実に事務方が困っている」と苦言を呈した。小泉農水大臣は「随意契約への切り替えも党にはかっていたら5月31日に備蓄米が店頭に並ぶことはなかった。自分の判断と責任で決定し、その結果責任は大臣が取る。それが政治のあるべき姿」と発言。東京ドーム約1.5個分の田んぼで生産しているファームおおとね・青鹿政幸さんは「その金額は痛い」「新米も5kg2000円に近い値段でほしいという要望や高い米は買わないとなることが非常に不安」と話す。先週金曜日から2021年産の古古古米の随意契約の申請が開始、中小のスーパーなどを対象に8万トンを放出予定。「新鮮市場 東本郷店」・飯田智成店長によると、約10トン分を申請、埼玉県内の7店舗で販売予定だが「本当に来るのかが心配」という。国からの返答がないため申請が通ったかも不明だという。精米機がないため、米店に依頼して精米するため販売まで約1か月かかるという。
住所: 東京都品川区東品川4-12-5
URL: http://shop.aeon.jp/store/15/0132090/
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