イオングループでは国内全体で約40万人の非正規社員が働いている。イオンは非正規社員を正社員並みの待遇にする制度の導入を検討しているという。対象は「総合スーパー事業」や「スーパー事業」の約40社で、待遇改善の開始時期や内容は検討中。またこれとは関係なく非正規社員の時給を上げるという。既にイオンリテールでは「非正規社員」が「正社員」と同じ待遇の制度を導入されている。この制度では、月120時間以上働き、昇格試験に合格していることが条件で、「賞与」「子ども手当」「退職金」がもらえるようになる。これにより約150人が正社員と同じ待遇を受けていて、一部の地域では年収が2割ほど上がったという。