猛暑の中、おせち商戦の前倒しが広がっている。イオンはきのう来年の正月用おせちを発表。「おせちの宴杯」は直径約55cm、重さ約4kg。今回のテーマは正統派+オードブルのハイブリッドおせち。消費者のニーズに合わせたという。和洋中特大二段重「饗宴」は過去最多75品目が入っている。イオン・土屋美津子副社長は「おせちを単体で楽しむというよりオードブルの一つの要素として日本の伝統文化のおせちを買っている。お盆シーズンを中心におせちをみんなで決める方が増えている」などと説明。イオンではきょうから一部商品の先行予約を始めた。日本郵便も先月からネット予約を開始。夏の需要を取り込む狙いがある。
			
