北海道大学などの研究グループがごく小さな化石を岩石を薄く削りながら連続的に撮影することでデジタル空間に再現する新技術を開発。北海道内20か所の約1億年~7000万年前にかけての白亜紀の地層から見つかった岩石を調査し、大きさが数ミリのイカの口の部分の化石250個余が見つかった。うち39種は新種。研究チームは「1億年前に現れてから急速に多様化し、従来の説と異なり、アンモナイトを上回る繁栄を見せていたと考えられる」としている。この研究結果は生命の進化を知る重要な手がかりとして注目されている。
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