ロシアのラブロフ外相は、バチカンで行われる可能性が報じられているウクライナとの直接協議について否定する見解を示した。一方、ロシアとウクライナの間では今月、トルコで高官級の直接協議が行われ1000人ずつの捕虜交換で合意し、双方が交換を始めたと発表。ラブロフ外相は「捕虜交換が終わり次第、問題解決に向けウクライナ側に草案を示す」と発言している。これは競技を行うにしてもあくまでロシア側の条件で進めたい狙いがあるとみられ、ゼレンスキー大統領は「真の外交を始めるにはロシアににはるかな圧力をかけなければならないことは明らかだ」と述べている。