イスラエル総選挙について小林解説委員がスタジオ解説。ネタニヤフ首相が率いるリクードが第一党を維持する可能性が高くなった。ネタニヤフ首相をめぐってはイランやガザなどの戦闘長期化や汚職疑惑などに批判が高まっていたが、世論調査ではイスラエル国民の約8割がイラン、約6割がハマスに安全保障上の懸念を感じている、地元で取材している記者によると、イスラエルは「自分たちで国を守る」意識が非常に強く、「やられる前にやる」ことが世界では「先制攻撃」でもイスラエルにとっては「自衛」の範囲になるという。安全保障に力を入れてきたネタニヤフ首相は「ミスターセキュリティー」と呼ばれ、 19年にわたり首相を続けてきた。与党リクードが単独では過半数に届かない見通しで、今後は連立協議が焦点となる。与党側が過半数となればネタニヤフ首相が続投とみられるが、野党側が過半数となれば政権交代となる。政権交代が起きても外交・安保に大きな変化はないとみられるが、ネタニヤフ首相が緊密なアメリカ・トランプ大統領とやってきた独自の強硬路線が修正される可能性はあるという。
