イスラマバードから中継。取材したイスラマバード支局の松尾恵介記者に聞く。取材した男性は、友人の中には日本円で8000円前後を稼いだ人もいると話していた。この額、決して小さくはない。パキスタンでは平均世帯月収が2万円程度といわれている。また、深刻なインフレが続き仕事が見つからない人も多くいる。一方で、日本で問題になっていることをどう思うかとただしたところ、男性は不適切な投稿をしたことを申し訳なく思っていると謝罪した。今後も投稿を続けるということだが、内容については健全なものにしたいと話していた。テクニックを教える動画がネット上で出回っているほか、オンラインの情報交換会も行われている。ただ、こうした日本語の投稿はパキスタンだけでなく、隣のインドをはじめUAEなど南アジアや中東でも見られている。パキスタンのシンクタンクでSNS事情を研究する専門家は、今後もとりわけ途上国や新興国で閲覧数稼ぎの投稿を行う動きは続くと指摘していた。