イランはこの2週間の停戦期間中に軍備を増強したと主張している。イランの革命防衛隊 航空宇宙部隊のムサビ司令官は19日、自身のSNSで「ミサイルやドローンの補充スピードは戦闘開始前を上回る」と主張している。またニューヨーク・タイムズはイランのミサイル発射機保有数が戦闘開始前の約6割まで回復した可能性があると報じている。また、アメリカの分析では停戦後の数日間でイランは洞窟や地下の貯蔵施設からミサイル発射機約100基を回収したといい、がれきに埋もれたミサイルを掘り起こせば戦闘開始前の最大7割まで備蓄を取り戻せる可能性もあるとしている。また、ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに答えた革命防衛隊によると高速攻撃挺やスピードボートなどは60%以上が無傷で残っている状態なんだそう。遠藤さんは戦闘状況について「かなりアメリカやイスラエルが予想していたよりもイランの継戦能力は温存されていると言われている。2週間の停戦期間をイランは大いに活用し、ミサイルやドローンなどの補充を行っている。特にドローンは戦争中であっても生産できるくらいで、相当な数を増やしたのではとみている。」などと述べた。穏健派と強硬派の対立については「もともと戦争の始まる何年も前から軍部と文民・文官の対立はイランに存在していた。ただそれがハメネイ師が重しになっていたことで表面化してこなかった。いまその重しが取り除かれ、モジタバ師が新たに最高指導者に就任したが、ほぼ実権がない状態だと言われている。戦時下においては革命防衛隊という軍部が全ての実権を握っているように見えるが、平時に戻った時に革命防衛隊が実権を持ち続けることができるかどうかは別問題。」などと述べた。
