きょう取材したのは新潟県・上越市にある正善寺ダム。水位を見ると岩肌がかなり見えている。例年のこの時期の貯水率は約96%ほどあるそうだが、きょう時点で13.5%となっている。というのも近くの浄水場が使用できなくなりこのダムから大量の水を送り続けるようになったことも原因の一つだが、大きな理由は雨不足。ダムに近い上越市の高田では例年7月には1か月で200ミリほど雨が降るそうだが、今年はきょうまでで1ミリしか降っていない。そうなると心配されるのが新米への影響。田んぼを見せてもらうと水不足で田んぼがひび割れている。一部のイネは枯れ始め、コメが実らない可能性もあるという。上越市は節水対象区域の10万8000人に対し日常生活の40%以上の節水を呼びかけているという。