これまで様々な工夫で燃料を節約してきた日本航空。宮田正行機長は「例えば離陸の方法とか加速のタイミングを変えることで、燃料はセーブできたりする。時間的に余裕があるならば、スピードを落とすことでより燃料効率の良い速度というものもある。そういったことを上昇・巡航ではやっている」と話す。さらに「エンジンアウトタクシー。翼にそれぞれ1つずつエンジンがついているが、着陸した後は比較的重量も軽いので、1つの方のエンジンを切って1つのエンジンだけで入ってくる。それによってもかなり燃料をセーブできる」とのこと。このような節約を今後さらに強化していく方針だという。企業努力の一方で6月から値上げが行われる見通しの燃油サーチャージ。今、旅行会社には駆け込み予約が増えているという。ある旅行会社では、燃油サーチャージの値上げを前に駆け込みプランを発売。特に韓国や台湾、ハワイが人気となっている。例えば台湾のプランは、6月以降に申し込むと約10万4000円かかるが、5月だと約8万7000円で済むという。イラン情勢で影響を受ける航空業界。ヨーロッパではさらに深刻な危機に直面している。国際空港評議会欧州支部によると「ホルムズ海峡の通航が再開されなければ、3週間以内にジェット燃料が不足する」とのこと。
