ドイツのメルツ首相は就任からまもなく3か月。ショルツ前首相と比べヨーロッパの安全保障をめぐる積極的な外交姿勢が目立っている。就任からわずか4日後にはイギリス、フランスポーランドの首脳とともにウクライナを訪問、ヨーロッパが連帯して支援する姿勢を強調。直後にはロシアと国境を接するリトアニアにドイツ軍の部隊が単独で駐留開始。メルツ首相が最も重視するのはヨーロッパの安全保障の強化。ウクライナへの支援にも積極的に動いている。国防費の大幅な増額にもかじを切っていて、与党の議員は先月のNATO首脳会議での国防費引き上げ合意に貢献したと指摘。専門家は外交の動きが目立つメルツ氏は内政にも同じように力を入れる必要があると指摘、外交関係専門のシンクタンク・ラファエル・ロス研究員は「国内政治の状況を少し見失っている」などとコメント。
