インドの総選挙がきょう開票され、モディ首相率いる与党連合が優勢とみられている。タイを訪問したインド人は、2014年は90万人、2023年は160万人に増加。経済成長による中間所得層の増加などにより、インド人の海外旅行需要が高まる。2014年に首相となったモディ氏は外国企業の積極的誘致など経済発展をけん引。また国民のほぼ100%・13億人に個人識別番号を付与。デジタル決済の普及で経済活動は活発に。IMF(国際通貨基金)はインドのGDPがドル換算で来年にも日本を上回ると予想。ただ1人当たりのGDPは日本の10分の1以下。ILO(国際労働機関)によると大卒の若者の失業率は29.1%と、読み書きができない人の9倍近くで深刻な問題。背景にあるのは製造業の伸び悩みがある。