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「インフルエンザ脳症」 のテレビ露出情報

いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長のリモート解説。今日厚労省が発表した先月30日〜今月5日の感染者数は14万1998人。一医療機関当たりの感染者数で最も多いのは岐阜県、次いで茨城県と愛知県。全国のインフルエンザ患者数は1999年の統計開始以降最多に。伊藤博道院長は、連休の影響がこれから出てきて増加傾向になる可能性の方が高いのではと話した。インフルエンザA型・B型の違いについて解説。インフルエンザA型は急激な発熱や激しい症状があり毎年流行期がある。対してB型は吐き気や嘔吐、下痢・腹痛など消化器症状、脱水症状が起きやすく、長引いたり重くなることもある。2~3年に一度流行する。潜伏期間はともに通常1〜3日となる。A型になったあとB型に感染してしまうこともある。また新型コロナと同時感染してしまう人もいる。抗インフルエンザ薬の種類を解説。タミフル、ゾフルーザが内服、イナビル、リレンザが吸入、ラピアクタが点滴で使用される。これらは型が同じであっても違う薬が処方されることもある。過去に使ったことがあり相性が良いかどうか、年齢、症状(吐き気があるか)などによって変えるという。また診断さえきっちり出来れば早めに薬を飲んだ方が効果はある。
インフルエンザA型・B型ともに、潜伏期間はともに通常1〜3日。いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長は、適切な時期に診断を行って必要な薬を絞り込んでいくので診断がつかない限り治療選択もないと話した。沢井製薬が出しているタミフルのジェネリック医薬品「オセルタミビル」は現在製造が追いつかず一時供給停止の状態にある。また塩野義製薬「ゾフルーザ」と中外製薬「タミフル」は限定出荷となっている。リレンザ・イナビル・ラピアクタなどは通常出荷。輸入については原材料の輸入はしているが、細かな検定などがあり輸入をしたとしても即使えるわけではない。
インフルエンザに感染して起こる急性脳症は、特に5歳以下の子供に多く見られる。主な症状はけいれん・意識障害・異常行動(幻覚含むで、重篤の場合は発症1日以内で呼吸障害などが発生する。死亡率は約10%、で約25%が後遺症が残るとされている。早期発見のポイントとしては、視線が合わない、以上に怖がる、モノの区別があやふや、幻覚が見えているなどがあり、ワクチン接種がインフルエンザ脳症の予防になる。病名がわからない場合、咳や痰の薬は飲みなれたものが良く、解熱剤はアセトアミノフェンを主体としたもの(カロナール)が良い。インフルエンザだった場合、薬の成分によってはインフルエンザ脳炎・脳症の恐れもあるためロキソプロフェン、イブプロフェン、アスピリンなどの使用は避ける。有効な対策としては、帰宅後すぐにシャワー・入浴をするとよい。外出時に顔や首など皮膚に付いたウイルスを出来るだけ早く洗い流すことが大事だという。また口腔内の菌が増殖するとウイルスへの防御機能が弱まるため歯磨きも重要。普段から免疫力を上げておくことも大切。
インフルエンザ予防・対策のギモン。部屋の湿度は50〜60%が理想的。乾燥すると付着したウイルスが長く生存しやすいため保湿はおすすめ。タオル・食器などは分ける。喉を潤すために水・お茶をこまめに飲むことも有効。胃の中にウイルスが入っても胃酸の殺菌効果が高いのでこまめな水分補給が重要になる。
ノロウイルスも各地で相次いでいる。今月7日高知・高知市の居酒屋で刺し身・つくねを食べた男女16人が発熱・嘔吐などの症状が現れ、いずれも軽症ではあるがノロウイルスによる食中毒とみておととい~3日間営業停止処分となった。また今月10日広島・福山市の中華料理店でも5グループ49人中35人が下痢・嘔吐・発熱などの症状を発症、いずれも軽症だった。ノロウイルスは手指や食品などを介して口に入り腸管で増殖、嘔吐・下痢・腹痛などを起こすもので、12月ごろがピークで3月まで多発する。特別な治療はなく対症療法となる。対策としては手洗い、ウイルスの疑いがある二枚貝などの調理は高熱で中心部まで十分に加熱することがあげられる。またアルコール消毒の効果は乏しいことに注意。いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長は、高熱でないと殺菌できないので食器などは煮沸消毒が有効だと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年1月12日放送 5:50 - 8:30 テレビ朝日
グッド!モーニングもっと知りたい!NEWS
インフルエンザの感染者数のグラフ。すでに過去最多を更新していて、2019年と比べても1か月ほど早く急激に増えていることが分かる。通常よりも1か月ほど早く大流行しているインフルエンザ。最大9連休となった年末年始にも影響した。心配されるのがインフルエンザの合併症。豊洲みんなクリニック豊洲院(東京・江東区)・村上典子院長によるとインフルエンザのウイルスは脳に影響を[…続きを読む]

2025年1月11日放送 6:00 - 8:30 フジテレビ
めざましどようびNEWS
おととい厚生労働省は全国のインフルエンザの患者数(先月29日までの1週間)が前週から10万6763人増え、31万7812人と発表。1医療機関当たりの患者数は64.39人となり、現在の方法で統計を取り始めた1999年以降最多となった。東京・荒川区の植田塾では机の消毒や分散授業を年明けも継続。今、警戒が必要なのは子どもの「インフルエンザ脳症」。インフルエンザの患[…続きを読む]

2025年1月9日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
インフルエンザの患者数が過去最多。猛威をふるっている。先月29日までの1週間に、全国の医療機関から報告された患者数は、1医療機関当たり64.39人。現在の方法で統計を取り始めて以降最多(出典:国立感染症研究所)。重症化してインフルエンザ脳症となる患者も相次ぎ、中には亡くなる子どもも出ている。東京都内のクリニック。先月からインフルエンザの患者が急増。年が明けて[…続きを読む]

2025年1月9日放送 13:55 - 15:49 TBS
ゴゴスマ(ニュース)
最新の「47都道府県別インフルエンザ患者数(1医療機関あたり)」を紹介。一番多いのは大分で1医療機関あたり104.84。一番少ないのは沖縄で24.30。グラフ「インフルエンザ患者数(厚生労働省のデータをもとに作成)」を見ると、流行が早いことがわかる。インフルエンザA型とB型の特徴などを紹介。いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長によると、インフルエン[…続きを読む]

2025年1月7日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ(ニュース)
インフル脳症「経験ない数」。

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