韓国の尹錫悦大統領の罷免に伴う大統領選挙の投開票が3日行われ、最大野党「共に民主党」の李在明氏が当選。選挙戦で李氏は尹前大統領による「非常戒厳」を「内乱」だと強く批判し、世論調査ではトップを維持し続けてきた。3年ぶりの政権交代となる。投票率は暫定率で79.4%と1997年の大統領選挙以来28年ぶりの高い数字となった。李氏はきょう就任式を行い新政権がスタートする。李氏は日本への強硬的な姿勢でも知られているが、選挙期間中には日韓関係を重視する姿勢をアピール。日本の外交筋は「世論に左右される可能性がある」として李氏の言動に注目。