大和証券キャピタルマーケッツアメリカのシュナイダー恵子さんは「肥満症治療薬のピーク市場規模は948億ドルと予想され、開発段階の薬は40を超えると見られます。ノボ・ノルディスクとイーライリリーの寡占状態が当面続くと見られ、投資家の動きはアムジェンなどにも広がりそうです。アムジェンが開発中の肥満症薬『Mari』は高い有効性を示しております。イーライリリーの予想PERは91倍、アムジェンは16倍と割安で、株価に評価が反映されるのはこれからだと思います。しかし、肥満症治療薬には保険のカバー率や副作用やコストが問題とみられる投資中止率が懸念されています」などと話した。