CNNによるとトランプ前大統領とアップルのティム・クックCEOが先週面会。グーグル・ピチャイCEOやフェイスブックなどを運営するメタ・ザッカーバーグCEO、アマゾン・ジャシーCEOなどGAFAと呼ばれる大企業のCEOたちがトランプ氏と連絡を取っているという。EU最高裁判所は先月グーグルに対して独占禁止法違反で約4000億円の制裁金、アップルには脱税を理由に約2兆2000億円の追徴課税を命じる判決を下した。トランプ氏は「クックCEOと判決について話し合った」と述べ、「自分が勝利すればアップルにとっての結果は変わるだろう」と示唆。またグーグルなど他の企業を念頭にこれらの企業は全て健全な状態になるだろうなどと話したという。IT大手の経営者がトランプ詣でをする背景について、早稲田大学・中林美恵子教授は「民主党はデジタル系企業寄りだがバイデン政権は大企業に公正さを求めるようになった。トランプ氏は反デジタルだったがもうかると考えてから方向転換した。GAFA側も勝ち馬に乗るためにトランプ詣でをしている。双方とも利益で動いている」と分析。萩谷さんは、アメリカの友人によると物価高などで苦しくトランプ政権時代のほうが経済的にはいいという人が増えてきている結果なのかもしれないと言っていたとコメント。太蔵さんは、トランプ氏の支持が上がってきているのは、アメリカン・ドリームを体現しているようなイーロン・マスクさんの影響が大きいと思うなどとコメント。