アメリカのトランプ大統領はホワイトハウスで5日、「2人の子どもがけんかしているようだ しばらくけんかさせておいたほうがいいときもある」と、ロシアのウクライナ侵攻を”子どものけんか”に例えた。3日、イーロン・マスク氏は、トランプ大統領が重要政策として掲げる減税法案に対してSNS批判。そのことについて問われたトランプ大統領は「法案はすばらしい 批判するなら私の方にしてほしい」と述べた。マスク氏が批判した法案はトランプ氏の肝いりの法案。法案にはEV=電気自動車に対する支援策の削減が盛り込まれていて、電気自動車メーカーを経営するマスク氏が不満を持っているとみられている。2人の対立が浮き彫りとなったことを受けて5日のニューヨーク市場では、テスラが前日の終値と比べて14%下落。さらにマスク氏は、未成年の多数の少女らへの性的虐待などの罪で起訴されたエプスタイン氏とトランプ大統領の関係について、”獄中死したエプスタイン氏の関連資料に自身の名前があるからトランプ氏は公表していないと(マスク氏は)示唆した”とBBCが報じた。この投稿について報道陣から質問されたトランプ大統領は、問いかけには答えなかった。ロイター通信は、ホワイトハウスの関係者の仲介で2人が6日にも電話で話すと伝えている。
一方、トランプ大統領が関係改善の刺しを魅せたのが中国。トランプ大統領は「習主席といい話し合いができた」と述べた。5日にトランプ大統領は中国の習近平国家主席と電話会談を実施。両者の電話会談の公表は2期目のトランプ政権発足以降初めて。さらにトランプ大統領は習主席と互いの訪問を約束したと発表。トランプ大統領が1期目を務めた8年前には、習主席がアメリカを公式訪問し、米中首脳会談が行われたことも。米中対立が続く2期目のトランプ政権で、この後緊張関係が和らいでいくのか行方が注目される。
一方、トランプ大統領が関係改善の刺しを魅せたのが中国。トランプ大統領は「習主席といい話し合いができた」と述べた。5日にトランプ大統領は中国の習近平国家主席と電話会談を実施。両者の電話会談の公表は2期目のトランプ政権発足以降初めて。さらにトランプ大統領は習主席と互いの訪問を約束したと発表。トランプ大統領が1期目を務めた8年前には、習主席がアメリカを公式訪問し、米中首脳会談が行われたことも。米中対立が続く2期目のトランプ政権で、この後緊張関係が和らいでいくのか行方が注目される。