- 出演者
- 佐々木明子 相場英雄
(オープニング)
“脳”でハイテク機器を操る“未来の技術”が現実に!_
作家相場英雄が脳の可能性の開拓者にインタビュー。
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- 相場英雄
オープニング
オープニング映像。
(ブレイクスルー)
“脳”でハイテク機器を操る
本日の開拓者は大阪大学大学院の平田雅之特任教授。平田教授は脳の専門医で東京大学でロボット工学を専攻し自動車メーカーのエンジニアとして働いていたが脳の凄さを痛感し27歳のときに医学の道に進んだ。平田教授が着目しているのが脳波で、電極部分で脳波を計測。脳波は微弱でまばたきひとつで大きなノイズが生まれ正しく脳波を読み取れない。平田教授が30年以上挑戦しているのが脳波の解明で、5年前会社を立ち上げた。実用化を目指しているのが超小型脳波計で、電極シートを脳に貼る。素材はプラチナとシリコン。目指しているのが脳とコンピューターの接続で、60以上の電極で正確に計測する。
脳波の抽出精度はもっと上がるか聞かれた平田教授は「精度は上がってくだろうし精度が高いデータを活用する」と答えた。健常者に対応すれば市場は大きくなるか聞かれ「自分がここで働いているけれどもアバターが頭で考えて別のところで働いてくれれば2倍の労働ができる」と話した。
平田教授は微弱な脳波を計測しAIで解析し読み込んだデータを下に脳波で電子機器を操作できる世界を目指している。この技術を最初に使おうとしているのは難病患者の治療。脳波と自律制御でロボットアームの操作が実現した。ライバルはイーロン・マスク氏で1000億以上を投じて埋め込み型装置を開発中。海外勢と肩を並べる自信について平田教授は「今までのバックグラウンドが全部生かせる技術になっている」と話した。
配信情報
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“脳”でハイテク機器を操る
平田教授にとってブレイクスルーとは突破口を見つけること。
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