人間のドライバーがいない自動運転タクシーがアメリカで急速に拡大している。テキサス州のオースティンは日本の企業も多く進出し、全米一住みやすい街とも言われるビジネス都市。この街で今月3日から自動運転タクシーのサービスが始まった。Google系の会社が運営するウェイモはウーバーのアプリを通じて予約・乗車するシステム。料金は人間が運転する車と同じように設定されており、チップを払わない分だけお得とされている。アメリカでは現在、サンフランシスコなどで1上げつ20万回以上の利用があり、2年弱で20倍以上に増加。年内ではさらに10都市で運用が予定されるなど、普及のスピードが加速している。ウーバーが管理する営業所では、充電や清掃などの基本的な保守点検作業と約30あるセンサーやカメラなどの先端機器の動作確認などを同時に行う。この場所に戻って来るタイミングはAIが自律的に判断している。勤務時間は決まっていない。今後のタクシーを受給を経産し、必要時に最大限の車が稼働出来るよう緻密な計算に基づいて稼働している。ウェイモは独自の調査でエアバッグが作動する事故が83%減少したなどとアピールしているが、専門家は「行政が客観的な安全基準を示すことで信頼感が高まり普及のスピードを増す」と指摘する。日本でも今年からウェイモの実証実験が行われる予定で、AIの進歩に負けないスピード感のある制度作りが求められる。
URL: https://waymo.com/