トランプ関税をめぐり日本時間の23日にも行われる3回目の日米間税協議。交渉のカードとなる可能性がああるのがジャガイモやトウモロコシ。「ウェンディーズ・ファーストキッチン 曙橋店」で扱っているフライドポテトは100％アメリカ産の冷凍フレンチフライポテトだった。これまで2回の協議では自動車や農産品が大きな論点になっていた。日本が海外から輸入しているジャガイモは大部分が冷凍でそのうち約6割がアメリカ産。アメリカは生のジャガイモの輸出にも関心を示している。農業関係者からは病気が広がるのが一番心配との声が上がっている。日本では病害虫の国内侵入を防ぐため生のジャガイモの輸入を制限している。日本は心配が払拭できないかぎり輸入は認められないという立場。今回、日米双方が歩み寄れる可能性があるのはトウモロコシを原料するバイオエタノールだった。今回の協議でアメリカ側からも話題に上がったトウモロコシの輸入拡大について、バイオエタノールとして輸入するという交渉カードをさらに具体化させ、アメリカ側を説得する構え。交渉は24日に続き、来週末も行われる見通し。
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