鈴木さんは「私は、トランプ大統領とパウエル議長は、トランプ大統領の利下げ要請・政権による人事を通じたFRB支配・FRBの機能変革を迫る動きという3つの争点で内戦状態だと思っています。利下げ要請については、パウエル氏が雇用が悪くなっているのを見損なっていて、金融引き締めをやることで雇用が悪化していると言えることになるのではないかと思います。この前のベッセント長官の『経済見通しができていない』という批判など、政権の言っていることの方が正しいのではないかと。来年の5月に任期が切れてしまったり、トランプ氏に選ばれた理事が増えていることなど、パウエル氏の状況は不利なんですよね。また、財務長官が中央銀行を批判するというのも考えられないことで、これが公然となされているんですね。我々として気をつけないといけないのでは、今の流れと全く違う金融政策が行われることへの心の準備だと思います」などと話した。
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