日本とアメリカの関税交渉が再び動き出す。ベッセント財務長官はCNBCテレビで「8月1日までに合意を成立させることより質の高い合意を成立させることに注力している」。担当する赤沢大臣はアメリカを訪問し今回で8回目の訪米。赤沢大臣は「なんらかの合意を得たいとの思いは日米双方ある」。現時点でベッセント財務長官とは会えていないもののラトニック商務長官と協議を行う。今回の訪米はラトニック商務長官からの要請。アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは選挙結果が関税交渉に支障をきたすなどの見出し。ベッセント財務長官は関税交渉の合意は急がないとしているが、8月1日の25%相互関税発動は再延期しない姿勢を示している。25%の関税発動後も引き続き協議する可能性を示唆。
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