ニューヨークのウォール街からの中継。5日のニューヨーク株式市場はアメリカの景気減速への懸念が一層強まったことでダウ平均は取引が始まった直後に120ドルを上回る大幅な下落となった。取引中に1000ドル以上値下がりするのは約2年ぶり。市場関係者は「アメリカの経済を正確に反映しているとは思わないんだ。市場が疑心暗鬼になっているために混乱は数週間続くのではないか。」などと話している。FRBは9月の会合を待たずに利下げを行うという観測も強まっている。世界的に株安が続くなか、日経平均先物は2000円ほど戻ってきているという。