ジム・ロジャーズ氏は投資の神様ウォーレン・バフェット氏、ジョージ・ソロスと並ぶ世界三大投資家の1人とされ推定資産は数千億円以上となっている。シンガポールにあるジム・ロジャーズ氏の自宅を訪れた。ジム・ロジャーズ氏は貴金属の価値は今後さらに上がるという考えで特に銀でできたインテリアを買い集めている。ジム・ロジャーズ氏はアメリカの一般家庭に生まれ、ウォール街で投資家として働いたわずか7年で数千億円の資産を築いた。情報収集と分析力で大金を手にしてきた。ジム・ロジャーズ氏の1日に密着した。午前9時には日本で出版する著作について担当者と打ち合わせをしながらの朝食をした。毎朝3つの新聞を読んでいる。朝食後はトレーニングを行う。運動しながらでも情報収集を行っている。午前11時半には外国要人との会食に出かけた。移動中も投資に関するやり取りや面会を求めるメールに目を通す。ロジャース氏の講演料は推定で500万円以上となっている。円安株高についてロジャース氏は「円安は日銀や政府の政策をみると明らかに円安を誘導しているように見える。今後何年も円安が続いていくと思っている」などと話す。株高については「日本経済はとても順調で株式市場は値上がりを続けると思う」などと話す。