6日放送の「NHK スペシャル 原爆 いのちの塔」は1945年の原爆投下後に懸命の医療活動を続けた広島赤十字病院を取り上げる。広島赤十字病院は倒壊を免れ、コンクリートの建物は地元でいのちの塔と呼ばれた。今年広島赤十字病院に関する新たな資料が見つかり、当時の病院長の手記や患者の病床日誌などが公開された。NHK スペシャル 原爆 いのちの塔はこうした資料を元に当時の再現映像も交えながら被爆の真実に迫る。広島赤十字病院は現在広島赤十字・原爆病院と名前を変えて運営していて、今年6月にはウクライナの医療従事者が訪れて被爆者の治療などについて学んだという。