700余りの島々からなる国、バハマ。世界最大の海の森が広がっている。海草は温暖化対策の切り札として、世界で注目されている。海草などの海の植物は、地上の植物と同じように光合成をして、二酸化炭素を吸収する。酸素を放出し、炭素はため込む。これがブルーカーボン。時には数千年という単位で、海底に蓄積される。海は陸よりも多くの炭素をため込むことができるという。バハマの海の森は最大でおよそ9万2000平方キロメートル。ため込むことができる二酸化炭素は、年間およそ800万トン。これは日本の海草と海藻が吸収する二酸化炭素のおよそ23倍に当たる。バハマの海に多く生息しているコンク貝が藻を食べることで、海草の成長に必要な日の光が十分に届く。