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「ウルグアイ・ラウンド」 のテレビ露出情報

きょう公開された外交文書には、1993年、貿易自由化を議論するGATT(ウルグアイラウンド)で国内農家の反発がある中農業分野が実質妥結に至るまでの日米交渉の内容などが記録されている。この年の4月に行われた宮沢総理大臣とクリントン大統領との首脳会談でも米の市場開放を巡って意見が交わされている。宮沢総理大臣は、この4年前に参議院で自民党が過半数割れしたことに触れ、「受け入れには法改正を要するが参議院で少数与党なので実現できない。牛肉・かんきつの自由化を行い選挙で大敗したからだ」と反対姿勢を示している。これに対し米国側は「日本だけを例外扱いできない」と強くコメの市場開放を迫り、交渉終盤にかけて厳しいやり取りが続いていた様子がうかがえる。交渉が動いたのは自民党政権に代わって発足した非自民8党派による細川政権のもとだった。12月、日本のコメについてはほかの農産物のような全面的な市場開放はしない一方、一定量の輸入を義務づける調整案がGATT側から示され実質的に妥結した。この際、ジュネーブで最終交渉にあたっていた羽田外務大臣からの報告内容も公開され、「ギリギリまで最大限の努力を行った。ウルグアイラウンドの成功のため日本としても大局的見地から判断を下さなければならない」と伝えている。当時について細川元総理大臣は「針の穴に糸を通すような大変な作業だった」と述べた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年12月27日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
約30年前の外交文書が公開され、コメ輸入の日米交渉で厳しいやりとりが続いていたことがわかった。1993年の日米首脳会談で、アメリカ側はコメの市場開放を強く迫っていた。当時、宮沢首相は参議院で自民党が過半数割れしたことに触れ反対姿勢を示していた。また現地から外務省への報告では「コメについては取り上げなかったことになっている」と記されており、国内世論の動向に神経[…続きを読む]

2024年12月27日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道INTERNATIONAL NEWS REPORT
1993年に貿易自由化を議論するGATT・ウルグアイラウンドで農業分野が実質妥結に至るまでの日米交渉の内容などが記録された外交文書が公開された。宮沢総理大臣とクリントン大統領との首脳会談でも、コメの市場開放を巡って意見が交わされている。1993年12月には細川政権のもと、日本のコメについて全面的な市場開放はしない一方、一定量の輸入を義務づける調整案がGATT[…続きを読む]

2024年12月27日放送 3:45 - 4:30 TBS
TBS NEWS(ニュース)
今年、日本国内では米の供給不足となり、7年ぶりに輸入米も完売した。海外からの米輸入が決まったのは約30年前。海外から輸入した「ミニマム・アクセス米」。政府が年間77万トンを輸入し、多くは飼料用に安く販売され、国にとっては財政負担となっている。なぜ輸入を続けるのか。外交交渉の舞台裏が今日公開された外交文書と当時の総理大臣・細川護熙氏への単独インタビューで判明し[…続きを読む]

2024年12月26日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
コメを巡るおよそ30年前の日米交渉の内幕が、きょう公開された外交文書で明らかになった。1993年4月の日米首脳会談。米国側は、コメの市場開放を強く迫っていた。当時の貿易自由化を議論する、GATTウルグアイラウンドで、日本のコメの市場開放が大きな議論となった。宮沢総理大臣は、参議院で自民党が過半数割れしたことに触れ、反対姿勢を示していた。一方、米国側は、日本だ[…続きを読む]

2024年12月26日放送 15:49 - 18:00 TBS
Nスタ(ニュース)
今日公開された外交文書で明らかになったのはGATT(ウルグアイ・ラウンド)の交渉過程。ウルグアイ・ラウンドとは、多国間による自由貿易交渉、農産物の輸入規制撤廃が原則としている。交渉の焦点となったのは、米国などが強く市場開放を迫った「コメ」。国内では自由化に反対する声が上がるなか政府は板挟みとなった。当時、総理大臣だった細川護熙氏は「国の内外の矛盾を解決するた[…続きを読む]

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