トランプ政権とどう向き合っていくのかスイスで開かれているダボス会議に集まった世界の政財界のトップの間でも注目の課題。EU・フォンデアライエン委員長は米国との今後の関係について「双方にとって、多くのことが先の見えない状況にある」と述べた。また、ウクライナ・ゼレンスキー大統領はトランプ大統領がロシアや中国と交渉してヨーロッパが蚊帳の外に置かれることへの懸念を示しヨーロッパ各国の結束を訴えた。ショルツ首相は冷静に対応するよう「我々は全力を傾けて対応していく」と述べた。一方、ショルツ首相のライバルのメルツ氏は米国からの液化天然ガスの輸入拡大といった米国との取り引きをすでに考えている。