開会式が行われるパリは朝からあいにくの天気に。多くの警察官が警戒に当たり通行する人や車を細かくチェックしていた。会場周辺は厳戒態勢が敷かれ車両の立ち入りが規制されている。その規制エリアにはルーブル美術館やエッフェル塔などの観光名所も含まれ、開会式の式典が行われるトロカデロ広場のすぐ北にある凱旋門でもきょうから規制対象となり、観光客の姿がなくなった。警察車両が道路に横に車を止めて封鎖の作業を行っている。スナイパーも配置され徐々に緊張感が高まる中、この日を待ち望んでいたのは一昨日、パリにやってきた滝島一統さん。オリンピックを追いかけ続けついた異名はオリンピックお兄さん。開会式会場を下見するため早く出発したというがここでも厳重な警備が。鉄道への破壊行為があったばかりということもあり、その後も歩き回ることおよそ30分。ようやく自分の席を見つけることができた。