富士山登山客は昨年は22万人を超え、外国人登山客は半数に及ぶとも言われている。しかし中には軽装の外国人もいる。8月9日、浜松医科大学医学部附属病院・金崎先生に密着。富士山の診療所は滞在を希望する医師・看護師らによって維持されている。夏の開山中は交代で24時間対応している。午後5時、若い外国人が訪ねて来た。フランスから来た16歳の少年は軽装が体調悪化の一因。高山病に加えて低体温症も併発していた。診療所のストーブ前で暖を取らせる。高山病になると吐き気などで食欲が低下しエネルギー不足で低体温症が悪化することもある。ライト1つで夜間の下山は危険と判断し山小屋を予約するよう説得するが宿泊費が足りないという。金崎先生は山小屋料金を一旦立て替えることに。しかし少年たちは下山するの一点張り。診療所にやってきてから3時間、ようやく山小屋に向かうことに。
富士山ガイド・山田先生によると決められた道を外れると落石を起こしやすい。混雑していると近道をするため道を外れる登山客もいる。診療所の密着中、最も多かった症状は高山病だった。高山病で倒れている人がいると連絡を受け金崎先生が向かったのは8合目あたりの登山道。横になり頭痛に苦しむ登山客を診療所へ連れて行き酸素吸引で対処する。
富士山ガイド・山田先生によると決められた道を外れると落石を起こしやすい。混雑していると近道をするため道を外れる登山客もいる。診療所の密着中、最も多かった症状は高山病だった。高山病で倒れている人がいると連絡を受け金崎先生が向かったのは8合目あたりの登山道。横になり頭痛に苦しむ登山客を診療所へ連れて行き酸素吸引で対処する。