フランスで25日、第2次世界大戦でナチスドイツの占領下にあったパリが解放されてから80年となるのを記念する式典が開かれ、開催が間近に迫ったパリパラリンピックの聖火も披露された。式典ではマクロン大統領が演説し、かつてナチスドイツのヒトラーがパリの街の破壊を命じたときに述べたとされる「パリは燃えているか」という言葉に触れ、「自由となったパリは燃えなかった」と述べた。続いて、28日の開幕を前にこの日フランスに到着したパリパラリンピックの聖火をともしたトーチが、住民の代表の手で会場に運ばれた。パラリンピックの聖火は今後、フランス各地でリレーされたあと28日の開会式当日にパリで聖火台に灯される。