早稲田大学教授・中林美恵子のスタジオ解説。きのうウクライナ・ゼレンスキー大統領、イギリス・スターマー首相、フランス・マクロン大統領が早ければ来週にも再訪米を検討していて、ロシアとウクライナの停戦をめぐってトランプ大統領と会談の可能性もある。フランスメディアによるとフランス大統領府は現段階で訪米の計画はないとしている。トランプ大統領はアメリカ議会で開かれた施政方針演説で、「鉱物資源の共同開発をめぐる協定についてウクライナはこちらの都合の良い時いつでも締結する準備があるということだ」「野蛮な戦争を終わらせるため精力的に動いている」と力強く演説した。その根拠となったのはゼレンスキー大統領から受け取った“重要な手紙”。しかし、ゼレンスキー大統領の報道官は“重要な手紙”について否定し、トランプ大統領が話していたのはSNSの投稿だとしている。
アメリカは日本に対し「防衛費」の引き上げを要望している。2024年度予算は8.9兆円(GDP比1.6%)→2027年度にGDP比2%に達するよう取り組むが、アメリカ国防省は米国議会公聴会で今月4日、米国国防次官・エルブリッジコルビー氏が「日本はできるだけ早く防衛費をGDP比3%に引き上げるべきだ」と発言。石破首相はきのうの参院予算委員会でこれについて「日本の防衛費は日本が決める。アメリカに限らず他国に言われて日本の防衛費を決めるものではない」と反論。
アメリカは日本に対し「防衛費」の引き上げを要望している。2024年度予算は8.9兆円(GDP比1.6%)→2027年度にGDP比2%に達するよう取り組むが、アメリカ国防省は米国議会公聴会で今月4日、米国国防次官・エルブリッジコルビー氏が「日本はできるだけ早く防衛費をGDP比3%に引き上げるべきだ」と発言。石破首相はきのうの参院予算委員会でこれについて「日本の防衛費は日本が決める。アメリカに限らず他国に言われて日本の防衛費を決めるものではない」と反論。