一方、大きな問題となっているのがニセモノの急増。特に利用者同士で物の売買を行うフリマアプリではニセモノと分かりながら出品している人が増え続けている。そんな中、国内最大のフリマアプリ「メルカリ」が今年3月から導入したのが「あんしん鑑定サービス」。現在、特にニセモノが多いという3つのカテゴリー(トレーディングカード、ブランドバッグ、スニーカー)の75ブランドが対象。利用者は購入と同時に申し込むことができ、鑑定のプロが商品をチェック。本物であった場合のみ配送されるため、安心して購入することができる。日々増加する膨大な偽ブランド品を鑑定するには、ある最新の技術が使われている。メルカリの鑑定サービスを行っている鑑定専門の会社「IVA」・相原嘉夫代表のよると、4~5品に1つはニセモノだという。実際にエルメスのバッグのニセモノ品を見せてもらう。ニセモノが増えているだけでなく益々精巧になっているという。水卜アナが、海外のアパレルブランドのパーカーを鑑定。今は一時的な鑑定結果をAIが行う。180万件以上の偽物データを読み込ませた独自のAIで鑑定を行っている。AIで鑑定後、人の目(鑑定士)でもチェックするが、ニセモノを見抜く制度は99.999996%だという。特に見破るのが難しいのがスニーカー。