水曜日、移籍後初となるエンゼルスタジアムでの試合だ。大谷はこの日もDHで出場する。歓迎しているのはファンだけではない。スクリーンには古巣からのメッセージ。エンゼルスは大谷が在籍した6年間の思い出を公式Xに投稿した。歓迎ムードの中、迎えた第一打席は、ファーストゴロに倒れる。続く第2席は、1点を3回だった。ライト線への鋭い打球。1塁ランナー・ロハスが一気にホームイン。大谷は3塁に達し、シーズン81本目の長打となった。恒例のパフォーマンスを披露しようとするが、元同僚・レンドンの妨害と和やかなやりとりが見られた。延長へともつれた試合は10回、ツーアウト2塁で大谷。しかし、申告敬遠。これには大ブーイング。2塁・1塁となり、2番・ベッツ。試合を徹底づける3ランホームランだ。大谷は慣れ親しんだエンゼルスタジアムでファンを沸かせた。