石垣の隙間の本当の狙いについて身を守りながら反撃、幕府の権威をアピール、白壁を美しく見せるという3つの説についてトーク。千田嘉博は、今の大阪城は徳川が作った大阪城で、幕府のお城ですごいお城だとのアピールではと話した。村井美樹は、壁より石の方が丈夫だから頭を隠しながら撃ったのではと話した。春風亭昇太は、石に穴をあけるのが難しいのにわざわざやっていることから、やってみたらダメだったのではと話した。千田嘉博は、3つの説のミックスでは、大変なことをやっているという幕府の権威と実際の戦いで土塀だとやられてしまうので石の中から撃てるようにと話した。もう1つ大阪城にまつわる話では、幕末に怪物が現れたという。当時大阪城のお掘に怪物が出現したと大騒ぎになった。昭和12年の新聞には大阪城のお掘で1mを超えるオオサンショウウオが発見されたと伝えている。学芸員の跡部信さんは、真相は謎、オオサンショウウオだとすると堀に生息していることはありえないので、当時お城のすぐそばを流れていた淀川から誰かが捕まえて堀に投げ込んだことも考えられなくないと語った。
