体調を崩してもかぜ薬がもらえないという状況が都内の薬局で現実になりつつある。出荷調整などで月1回しかないせき止め薬は、きょうにも在庫がなくなるおそれがあるという。新型コロナ・インフルエンザの患者にも十分な薬を渡せていない上、花粉症によるせき止めの処方はほとんど出来ていないという。秋の花粉症は身近なところにリスクが潜んでいる。カナムグラやオオブタクサなどの雑草が秋の花粉症の原因となっている。スギの場合は植林地に多いが、カナムグラなどは身近なところに生えている。例年は9月から10月にピークを迎えてるが、記録的に暑かった夏に溜め込まれた花粉が今、大飛散しているという。