肌と心の関係を研究する桜美林大学・山口創教授によると、ストレスによって肌が乾燥するだけではなく、逆に肌の乾燥が精神面にも影響してくるという。山口教授は「肌が乾燥すると、皮膚自体がストレスホルモン『コルチゾール』を作る。皮膚で作られたコルチゾールが脳に到達して、脳でストレスを感じる」と説明。打開策については「『オキシトシン』は皮膚の状態を良くしてくれる。オキシトシンを増やすことをやってあげると皮膚も良くなる。オキシトシンは別名『若返りホルモン』とも言われていて、皮膚の細胞の新陳代謝を良くするなど、皮膚の状態を若返らせてくれるホルモン」と語った。抗ストレス作用や若返り効果があるとされるオキシトシン。誰かと触れあうことで、オキシトシンの分泌が促され、ストレスが軽減。肌がきれいになる。