カナダ・トルドー首相の後継を選ぶ与党・自由党の党首選挙が行われこのあと開票結果が発表される。党首選挙の勝者が新たな首相に就任することになり、関税措置などでカナダへの圧力を強める米国・トランプ政権にどう向き合うかが焦点となる。トルドー首相は、インフレへの対応などをめぐって支持率が低迷する中、1月初め首相と与党・自由党の党首を辞任する意向を表明し。後継を選ぶ自由党の党首選挙にはカーニー元カナダ銀行総裁やフリーランド前副首相兼財務相など4人が立候補。地元メディアは、投票前に行われた世論調査や事前の情勢取材をもとにカーニーが優位に立っていると伝えている。カナダに対しては、米国・トランプ大統領が薬物の流入などを理由にメキシコとともに25%の関税を課すとするなど強硬的な姿勢をとり続けている。新たに選ばれた党首は、次の首相に就任することになりトランプ政権にどう向き合うかが焦点。