伊藤忠商事は資金の使い道を女性の活躍推進などに限定した社債「オレンジボンド」を国内で初めて発行すると発表した。名称はSDGs目標の「ジェンダー平等の実現」を示すアイコンの色にちなんだ。利回りは年1.110%で伊藤忠が発行する通常社債とほぼ同程度。調達した資金はジェンダー問わず従業員活用の環境整備、女性が活躍する企業からの製品調達などに充てる。伊藤忠商事の財務部コーポレートファイナンス室長・成川は「女性活躍は当社の企業価値向上に不可欠であると強く発信している」などと述べた。発行を支援した主幹事の大和証券によると、機関投資家の関心が高く発行額は当初予定していた100億円から152億円まで積み上がった。大和証券サステナビリティ・ソリューション推進部長の根岸は「サプライチェーン上の女性の支援も入る」などと述べた。
