先月、アスレチックスとマイナー契約を結んだ森井翔太郎が母校で会見を行った。投げては最速153キロ、打っては高校通算45本塁打の実力を誇る。偏差値は70超。メジャー挑戦の決め手は、母親からの言葉だったという。母親の純子さんを取材した。純子さんの子育てのキーワードは「一緒に」。野球の練習も一緒にしていたと言い、本を読むなどして野球の知識をつけたという。交換日記形式の野球ノートでは、不安になっている息子に対し、「大丈夫だよ」といった言葉を書いていたという。森井翔太郎は、野球ノートがなかったら精神的にきついときもあり、ノートが手助けになったなどと話した。純子さんは、子育てをしながら、自分も成長させてもらったなどとした。森井翔太郎は、早くメジャーに上がって、活躍している姿を母親に見せられたらいいなどと話した。