北海道・オホーツク海の沿岸部。地域の経済を支えるのはホタテ。丸ウロコ三和水産では中国に輸入していたが一昨年、中国が日本産水産物を停止。代わりの輸出先としてアメリカ市場を開拓。去年は2割ほどにあたる約8億円分を輸出した。他の国への販路を開拓できないか模索している。ブリを養殖しアメリカに輸出しているグローバル・オーシャン・ワークスは、あえてアメリカ市場で勝負し続けている。年間の売り上げは約60億円。ブランド価値を高め価格上昇の影響を乗り越えたいと考えている。増永勇治さんは高くなっても買って頂ける商品になるようにしっかりやっていくなどと話した。アメリカの直営店で力を入れているのは高価格帯の商品。その1つがブリの炙り押し寿司だった。今年中に10店舗以上で販売する計画。さらにブリを和食以外にも広げようと、メキシコ風の商品も開発している。